東アジアにおける最適な金融システム　研究ユニット

　平成23年10月17日（月）～10月28日（金）までの2週間、中国の西南財経大学金融学院にて交流研修を行いました。
　長崎大学大学院経済学研究科では、アジア型ビジネス教育プログラムとして、毎年東京研修、中国研修、国際カンファレンスを一連の流れとして行っており、先日の東京研修を踏まえた上で、中国研修に向かいました。この二つの研修を踏まえて12月の国際カンファレンスでの発表に臨みます。
　西南財経大学金融学院の教員による講義のほかに、招商銀行、南充銀行を見学し、中国の銀行システムについて問題点や将来展望などについて学びました。
学生からは、「日中間の金融制度発展の差異を実際に感じることが出来た」「来日前と今回では、中国の経済も物価もかなり違って驚き、インフレを実感した」「中国経済の原動力や問題点などを西南財経大学の先生や学生と激しく討議したのがとても刺激になった」「日頃、講義で触れられない詳細な現状などが知ることができた」などの感想があり、12月に行われる国際カンファレンスへの大きな成果となりました。
　また、西南財経大学金融学院と長崎大学大学院経済学研究科の間で行われている、交換留学プログラムやショートステイプログラムなどについての話し合いを行い、今後の大学間交流についての内容充実や問題について話し合いました。

　今年の研修では、下記内容が行われました。

Prof. ZHOU Mingshan,
Topic: Corporate Size, Investment Efficiency and Market-to-book Effect–Evidence from China

Prof. CHEN Yili,
Introduction to Chinese Banking & Regulation

Prof. HUANG Wei,
Investments and Investment Markets in China

Visiting China Merchants Bank, local branch,

Visiting Nanchong Merchants Bank, local branch,

Prof. ZHOU Mingshan,
Topic: supervision on thesis

Prof. CHEN Yili,
Topic: supervision on thesis

Prof. HUANG Wei,
Topic: supervision on thesis