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桃山学院大学との共修授業「共同開講授業:地域と共生社会」が実施されました。

令和3年5月に締結された桃山学院大学国際センターと長崎大学経済学部の学術交流協定に基づいて、令和4年2月10日(木) から21日(月) までの11日間、両校による「共同開講授業:地域と共生社会」と題した共修授業がZOOMにて開講されました。

参加学生は総勢21名にのぼり、その構成は、日本人学生に加え、中国、台湾、マレーシア等出身の正規留学生からなる多岐に亘るものとなりました。授業の前半では、それぞれの大学の学生によるフィールドワークを通して、大阪及び長崎の多文化共生の現状の把握がなされました。また、授業の後半は、理想的な多文化共生社会の実現を大テーマとして、両大学の学生による複数の混合グループがそれぞれ独自の課題を設定し多角的な視点から作業を行うというスタイルを取りました。

最終日のグループ発表はいずれも内容の濃い発表となり、発表後の質疑応答もまた活気を帯びたものとなりました。参加学生からは、11日間の集中講義ということで発表準備のために費やす時間が十分ではなかった点を心残りと感じる指摘がなされた一方で、異なる大学の学生との共同作業や意見交換は非常に刺激的で面白く、充実した時間を過ごすことができたとの好意的意見が多く寄せられました。

なお、本共修授業は、令和4年度には後期の授業として開講される予定です。

(桃山学院大学HP)
https://www.andrew.ac.jp/newstopics3/2021/hl026a000000vm93.html