経済学部新任教員のご紹介 (木村　眞実先生)

令和4年4月1日付で長崎大学経済学部に木村 眞実 (きむら まみ) 准教授が着任されました。

【研究内容】

「原価計算・管理会計システムによる持続可能な社会の実現」

研究の原点は，1990年代に顕在化した産業廃棄物不法投棄です．不法投棄現場の住民にお会いするなかで，「会計学とは何か…」を考えたことが，現在の研究テーマにつながっています．

具体的には3つの研究テーマがあります．(1) MFCA (Material Flow Cost Accounting) を用いた生産工程の改善， (2) 事業継続計画 (BCP: Business Continuity Planning) とマネジメントコントロールシステムに関する研究，(3) 使用済み品の再資源化フローに関する研究です．

【担当授業科目】

「原価計算論」

【学生の皆さんへメッセージ】

上記の「研究内容」を読んでも「なんのこっちゃ･･･よーわからん」と思われているでしょう．「何が役立つのか?」を考えていたら，研究の柱が3つになりました．

私は，若いころ，とんでもない失言・失敗をしてきました (今もあります)．失敗はしたくありません．ですが，失敗した時の，あの自己嫌悪 (時々，甘酸っぱい感覚) から，大きな反省が生まれます．そして，今後，自分は何をすべきか考え，次のステップに向けて行動することで，失敗が許される (許されて欲しい) と思います．

木村研究室で，「役に立つこと．何かおもしろいこと (興味深いこと)」を，失敗を恐れずに，一緒にしませんか?　ちなみに，最近の私の興味は，東南アジア，2輪車リサイクル，稲作，養蜂，大村市です．キーワードの幅が広い??　「なんのこっちゃ」と思われた方．興味の扉を，ご自分で押し開けましたね．私と一緒に研究しましょう．

(以上)