経済学部新任教員のご紹介 (林　麗桂先生)

令和4年4月1日付で長崎大学経済学部に林 麗桂 (りん れいけい) 助教が着任されました。

【研究内容】

「職場におけるメンタリングを通じたメンターの学習活動」

職場におけるメンタリングとは、ある領域や専門に詳しい先人的立場の従業員＝メンターが、同領域に新しく入ってきた新人＝メンティに対して、職業的や心理的支援などを実施することによって構築される対人的支援関係を指します。

これまでメンタリングが学習する側＝メンティに与える影響を中心に検討されてきたのに対し、支援する側＝メンターに着目し、メンターがメンタリングからどのような影響を受けるかを研究し、グローバル化やダイバーシティ化に伴う中堅人材の定着難といった普遍的な経営課題を抱えている企業組織にメンタリングの重要性とその効果的方法について提言します。

【担当授業科目】

「経営組織論」

経営組織は、環境に依存しながら、目的を定め、組織メンバーの参加およびコミュニケーションによる調整や意思決定を通じて活動します。経営組織論とは、組織の活動や組織内外からの働きかけが組織に与える影響を理解することに役立つ理論的な枠組みに関する領域です。

本講義では、様々な組織形態に焦点を当て、「組織とは何か」について基本的概念を中心に学びます。また、本講義では、企業事例や演習、グループディスカッションを通じて、経営組織の定義・システム・プロセスに関する理解を深めます。

【学生の皆さんへメッセージ】

夢を大きく抱き、未知を恐れず、自信を持ち、周囲を巻き込んで行動していきましょう!!

(以上)