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経済学部で開講中の寄附講座「現代の労働と労働組合」で田上富久長崎市長が登壇されました。

経済学部では日本労働組合総連合会長崎県連合会 (連合長崎) による寄付講座「現代の労働と労働組合」を開講しています。

5月25日には田上富久 (たうえ とみひさ) 長崎市長に「長崎市のまちづくり」というタイトルでお話しいただきました。


講演をする田上市長 (片淵キャンパス講堂)

講義では、いまある資産に工夫をほどこすことで新たな付加価値を生むことができると述べられ、事例として長崎市内随所にある名所旧跡ライトアップ、新しい長崎駅舎屋根などが紹介されました。また、散在する空き家を効果的に活用すれば、地域社会にとって負担と考えられがちな資産も地域振興に資すること、なども示されました。

中島川周辺を散策すると、以前よりもおしゃれに変わったことが感じられます。稲佐山山頂から眺める夜景は、より濃淡がはっきりしたように感じられます。こうした成果は長崎市長を中心とする各位が鋭意取り組まれた結果であることが確認されました。市長が主張される「人間に合ったサイズの都市」が着々と実現されるようです。

講義の最後には学生と活発な質疑応答が交わされ、受講生から提出された感想内容からも知的好奇心を刺激する内容であったことがうかがわれます。

講義の後、田上市長と深浦経済学部長が短時間ながら歓談されました。学生気質や地域経済に関する教育研究協力につきまして意見が交換されました。


講演後に歓談する田上市長と深浦経済学部長