Shozo Yoshida - Universita' di Nagasaki


「地域発仕事おこしフォーラム in ひた」 - Ciao!


地域再生の新たなパワーを求めて!

「地域発仕事おこしフォーラム in ひた」
 地域再生の新たなパワーを求めて!


 日時 3月9日(日) 午後1時半〜4時半
 
 会場 かんぽの宿 日田
     日田市庄手中ノ島685−6
 
 主催 労働者協同組合大分県協議会 
     (問い合わせ 新三隈タクシー 0973−24−2808)

 報告 かみつえ食房(上津江村)、耶馬の里グルメネット(山国町)、華芙蓉(九重町)、大肥郷ももは工房(日田市)、ぴーたーパンの家(日田市)、ふれあい良心市組合(玖珠町)、かあちゃんの元気茶屋「一番列車」(天瀬町)

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日田市で開催された「地域発仕事おこしフォーラム in ひた」に参加しました。主催者である労働者協同組合大分県協議会の高野修理事長か、コーディネーターの阿部誠さんにレポートをお願いしたいところですが、お忙しいようですので感想を書いておきます。

大分には、「労働者協同組合大分県協議会」という組織があるのです。すごいでしょう(^^)

昨年大分市で開催された第1回のフォーラムをきっかけにつくられ今回のフォーラムを主催しました。大分自交労協とセンター事業団の虹の家などで協議会をつくっています。今回のフォーラムではそのコーディネイトに徹したようで報告はありません。虹の家の高野さんは、カーナヴィが役に立たないほどの山道を走って参加団体を募られたと聞きました。

今回の参加団体の報告は全員女性でした。国際婦人デーからは1日ずれていますが、その企画としてもおかしくないほどです。

報告した7つのグループは、日田市とその周辺で味噌や漬物など食品の加工や農産物の販売にとりくんでいます。

共通しているのは、地元の生産物を使用した安全・安心の食品づくり。

道の駅やJAの直売所で販売するほか、ふるさと便を利用した会員づくり、インターネットでの販売にもとりくんでいます。

(協同総研サイトの案内にリンクがあります。)
http://jicr.roukyou.gr.jp/info/forum_in_hita.html

大分の地域づくりは高齢の(というのは余分か)女性たちによって担われているのだ(^^)

フォーラムの前後には関係団体の会議もあったようで、私は自交総連九州ブロック会議「協同労働を考える学習会」を傍聴させてもらい昨年12月に発進した「ワーカーズコープタクシー福岡」の経過と現状を聞きました。

コープタクシーは、立上げ時のむずかしい問題をこなしつつあるように思えました。

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協同の仕事おこしフォーラム 大分
〜人と地域が必要な職場づくりとまちづくりのために〜
2002年3月3日(土)13時30分〜17時
大分県総合社会福祉会館

●「県内の雇用情勢と実態」大分大学経済学部 石井まこと助教授

●リレートーク(法人形態)
○ワークスペース樫の木(社会福祉法人)
http://www6.ocn.ne.jp/~donguri
共同作業所による仕事おこし、みんなに等しく行きわたる豊かさが目標

○吉野鳥めし保存会(不明)
大分のスローフード運動

○ざびえる本舗(有限会社)
(「ざびえる」復活の紹介ページ)
http://www.joqr.co.jp/minimap/htmls/data_0739_005.html
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/5066/zabieru.html

2000年10月に倒産した老舗の菓子屋を元従業員が復活した。社員に会社 を渡すくらいなら燃やしてしまう、という社長がいる一方で、倒産した 長久堂の社長は、従業員に引き継いで欲しいと銘菓の商標権を譲渡し た。

○全国ほるぷ(有限会社)
http://www2.odn.ne.jp/~aao40020/
偽装倒産とたたかう労働組合がつくった新会社

○エヌ・アール・ユー(有限会社)
「解雇撤回・JR復帰を求める」国労大分闘争団がつくった会社
清掃・住宅リフォーム・引越し・運送など

○大分自交労協(労働者協同組合)
自主経営タクシーから労協方式によるCOOPタクシーの全県展開をめざ す。

○日田地域福祉事業所ヘルパーステーション「虹の家」(労働者協同組 合)
1年前ヘルパー講座の受講生が立ち上げた事業所、もうすぐ黒字に

●「協同の仕事おこしの状況と焦点」(日本労協連菅野正純理事長)


16 marzo 2003

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