LOADING...

Faculty of Economics,
Nagasaki Univ.

長崎大学 経済学部

The dance floor of economics

長崎大学
経済学部
SITE TOP

木村 眞実教授

  • 総合経済第二講座
  • 経営コース
  • 社会イノベーション領域
  • 長崎みやげ
担当講義
原価計算論Ⅰ・Ⅱ、
プロジェクト・リテラシー、
基礎ゼミ、
専門ゼミ、
卒研ゼミ、
プロジェクト演習
専門分野
原価計算論、
管理会計論
研究テーマ
1. MFCA (Material Flow Cost Accounting) を用いた生産工程の改善。
2. 事業継続計画 (BCP: Business Continuity Planning) とマネジメントコントロールシステムに関する研究。
3. 使用済み品の再資源化フローに関する研究。
所属学会
日本会計研究学会、
九州経済学会、
自動車技術会、
会計理論学会、
日本原価計算研究学会、
日本管理会計学会、
中小企業会計学会、
部友会、
廃棄物資源循環学会、
西日本社会学会、
LCA日本フォーラム、
MFCAフォーラム、
経営情報学会

製品・サービスの提供にかかる費用の計算構造を理解する原価計算論

講義では、製造原価の計算構造を教えています。具体的には、メーカーの製造(製造活動)を記録する仕組み、個別受注生産方式(いわゆるオーダーメイド)のメーカーで用いられる個別原価計算、大量見込生産方式のメーカーで用いられる総合原価計算、そして、短期利益計画に資する直接原価計算の概念と計算手続きを教えています。

企業・業界団体、地域、行政等と連携して社会課題を考える実践型ゼミ

ゼミでは、企業・業界団体、地域、行政等と連携して、地域・業界・社会における課題の明確化と解決策の検討・提案に取り組んでいます。たとえば、国見町多比良では、観光客を対象とした「サイクリング」と「新銘菓」を用いたイベントを企画・運営し、観光客を多比良に誘引することを目的とした活動を行っています。また、長崎蒲鉾水産加工業協同組合(長崎かんぼこ王国)と連携して、学生達が蒲鉾へ興味を持つこと、学んだ知識や若者ならではのアイデアを活用して実践的に学ぶこと、そして、両者にとって有益な成果を生み出すことを目指しています。

産業廃棄物不法投棄事件がきっかけとなり静脈産業を研究

動脈産業と静脈産業のパートナーシップを橋渡しする原価計算・管理会計システムの研究に取り組んでいます。研究対象は使用済み品をリサイクルする静脈産業で、一般的にリサイクル業者や解体業者と呼ばれる業界。持続可能な社会を実現するには動脈産業(一般にいうメーカー)だけでなく静脈産業の発展も必要と考えたからです。1990年代以降、日本各地で産業廃棄物不法投棄事件が顕在化しました。豊かさの影で、痛みや悲しみを抱えて生きる人たちに接したことが、今の研究テーマへとつながっています。

感覚が研ぎ澄まされる弓道の魅力

趣味は弓道です。社会人向けの教室で習い始めましたが、弓道には流派があることを知り、なかでも武射系の勇ましく、凛とした体配に魅かれるようになりました。矢をつがえ、手の内を整え、弓をうち起こしたときにゾーンに入ります。感覚が研ぎ澄まされる瞬間は、とても心地よく、弓道の魅力なのかもしれません。

ーわかる・できる・つくるーの長大経済学部

実践的エコノミストの育成に向けて、ゼミでは調査先(フィールド)で活動をしています。講義で学んだ知識は、実社会の大人との協働事業で活かされます。また、木村研究室(原価計算・管理会計システム研究室)では、資源の有効利用に向けた研究を行っています。講義は「わかる」を、ゼミでは「できる」を、そして、研究では「つくる」を実感できるのが、長崎大学経済学部ではないでしょうか。