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Faculty of Economics,
Nagasaki Univ.

長崎大学 経済学部

The dance floor of economics

長崎大学
経済学部
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森保 洋教授

  • 総合経済第一講座
  • 経済コース
  • 地域デザイン領域
  • マーケットマイクロストラクチャー
担当講義
計量経済学I・II
専門分野
計量ファイナンス
研究テーマ
株式市場のマーケットマイクロストラクチャー
所属学会
日本ファイナンス学会、
日本金融学会、
証券経済学会、
日本応用経済学会、
生活経済学会、
九州経済学会

計量経済学を学び、データを使って社会経済の仕組みを理解します。

計量経済学とは、経済学と統計学を使って経済現象を解析する学問分野です。この学問は、経済理論の検証や、経済予測に利用されます。
例えば、あなたがケーキを売っているとします。価格を上げると、売上が下がるでしょうか。また、その程度はどれくらいでしょうか。時によっては、広告によって売上がどれだけ上がるのかを予測したいかもしれません。
計量経済学では、これらの問いを解決するために、ケーキの価格や売上などの過去データを収集し、統計学の手法を使って分析します。そして、それらの間の関係性を明らかにします。これによって、将来の売上を予測したり、最適な価格設定や広告費用を決定したりするのです。

株式市場や地域経済のデータを使った実証分析に取り組んでいます。

3,4年生向けのゼミでは、日本株式市場のデータを使った分析に挑戦しています。このゼミでは、計量経済学と証券投資論という理論を使って、日本の株式市場の動きが説明できるかどうかを検証しています。 一方、2年生向けのゼミでは、経済産業省が提供している地域経済分析システムを利用して、地域経済データを分析する活動に取り組んでいます。このシステムを使うと、地域経済のデータが容易に入手・グラフ化できるため、学生さんたちも熱心に取り組んでいます。

学生時代から大量のデータを使った分析に憧れていました。

私の研究テーマは株式市場のデータ分析ですが、このテーマを選んだ理由には、学生時代からの関心と興味が背景にあります。
学生の頃からコンピュータを利用することが大好きで、その様々な情報を扱う能力に魅力を感じていました。また、大量のデータを利用して社会現象を分析することに憧れを抱いていました。当時より、株式市場では多くのデータが入手可能であり、データが豊富なこの市場は、経済理論の実証研究にとって理想的なフィールドでした。
情報通信技術の発達により、株式市場もめまぐるしく変化しています。データ分析とコンピュータのスキルを駆使して、今日も経済現象の解明に取り組んでいます。

人生で使いそうもない外国語を勉強してみる。

最近、Duolingoというアプリで遊んでいます。これは語学学習アプリで、いろんな言語を学習することができます。「どうせなら、自分の人生で使いそうもない外国語を勉強してみよう」と思い、ラテン語をはじめてみました。役に立つわけもないのに、やってみると意外に楽しくて、毎日欠かさず遊んでいます。研究活動は、時に苦しいと思うこともあるのですが、このアプリのおかげで自分の興味の赴くままに学習する楽しさを味わうことができています。

経済社会の仕組みとデータ分析、一緒に勉強しませんか?

現在、データサイエンスという分野が注目を浴びています。しかし、データを解析する技術を身につけるだけでは十分ではありません。分析対象についての本質的な理解がなければ、分析結果から有益な情報は得られないからです。
経済学部では、経済・経営の知識をしっかり学ぶことができます。これにより、データから有益な情報を引き出し、実際の問題解決に繋げる能力を身につけることができます。数値だけでなく、その背後にある社会や経済の仕組みを理解することで、データ分析は真に力を発揮します。
データを使って社会の仕組みを理解したい人、一緒に経済学部で勉強しませんか。