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Faculty of Economics,
Nagasaki Univ.

長崎大学 経済学部

The dance floor of economics

長崎大学
経済学部
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藤田 泰昌准教授

  • 総合経済第一講座
  • 国際ビジネス領域
  • なぜ戦争は起きるのか
担当講義
国際関係論
専門分野
国際関係論
研究テーマ
貿易、軍縮
所属学会
日本国際政治学会、
日本行動計量学会、
East Asian Sociological Association

なぜ国家間で対立するのか?

残念ですが、国家間での戦争はなくなりそうにありません。貿易や環境などの問題でも、「国際会議で進展なし」といった国家間での対立のニュースをよく目にします。しかし、戦争をしない方が、様々な問題で協力した方が、どの国にとっても望ましいのではないでしょうか。なぜこのようなことが起きてしまうのかを、受講生のみなさんと考えています。

社会で起こる現象の原因を「きちんと」考える。

「政治指導者が愚かだと、戦争が起こる」という考えは正しいと思いますか? ここでは、政治指導者の愚かさが原因で、戦争という結果が起きたと考えていることになります。何を示せば、この考えが本当だと言えるでしょうか。たとえば、戦争を起こさなかった国の政治指導者は、愚かではなかったのでしょうか。むしろ、戦争という結果が起きたことから、私たちはその政治指導者は愚かだとみなしているに過ぎないのではないでしょうか。そうであれば、結果から原因を推測していることになり、政治指導者の愚かさが原因だと「きちんと」示せていないことになります。では、何を示せば良いのでしょうか。このように、社会現象を引き起こす原因を「きちんと」考えるべく、ゼミ生と取り組んでいます。

何か勉強せねばという焦り。

大学2年生まで、まったくというほど勉強しませんでした。しかし、「これは勉強した」というものが1つでもあった方が良いのではないかと(少しだけ)思いました。そこで、厳しいと評判のゼミが掲げていたテーマである国際関係を勉強することにしました。

ぼーっとする。

残念ですが、これといった趣味はありません。強いて言えば、ボーっとすることでしょうか・・・

国際社会の「なぜ?」を一緒に考えましょう。

大学で学ぶことは高校まで学んできたことの延長線上である、とは言い難いと思います。大学教員は、たとえばみなさんが卒業論文などで取り組む課題の答えを知っているわけではありませんし、そもそもどんな課題にみなさんが取り組むべきかを指定するわけでもありません。持っている考え方の引き出しがみなさんよりも少し多いので、みなさんが考えるのをお手伝いする、あるいは一緒に考える、というのが大学教員の重要な役回りになります。面白そうなテーマに取り組んでいるな、と思う教員がいたら、是非、一緒に考えましょう。