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長崎県立長崎東高等学校にて、長崎が抱える課題や強みについて講演とディスカッションを行いました。
2021年6月16日
6月10日に経済学部の山口純哉准教授が、長崎県立長崎東高等学校にて「ともによき世を創るために~問題解決はじめの一歩~」と題してオンラインで講演、ディスカッションしました。
この講演は、長崎東高等学校を拠点校とする文部科学省WWL (ワールド・ワイド・ラーニング) コンソーシアム構築支援事業の基調講演として実施されたもので、これから探求型学習に取り組む同校の1年生、すでに着手している探求型学習の深化を目指す同校の2年生、約500名に加えて、県内の他校からも生徒や教員が参加しました。山口准教授は、地域の問題解決に際して重要な理想像の構築、問題の抽出や課題の設定などとともに、地域経済、ポストコロナや災害復興の視点から、長崎の抱える課題などについて解説しました。
また、講演後は、長崎東高等学校の樫山先生をファシリテーターとして、同校の1・2年生30名程度の希望者と山口准教授とで、ベーシックインカム、LGBTや観光などについて意見を交換しました。また、生徒の皆さんの問題解決にかかる熱心な姿勢に触れた山口准教授からは、今後もコロナ禍の状況に応じてオンラインや対面で議論しましょうとの発言がありました。
長崎東高校を拠点に進められているWWL「『世界の平和と共生』に貢献するイノベーティブなグローバル人材の育成」については、本学も事業協働機関に位置づけられており、今後も必要に応じて連携を進めていくこととしています。
長崎大学経済学部
ディスカッションに参加した長崎東高等学校1・2年生の皆さん