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長崎大学経済学部の学生たちが
体験型ワークショップを開催
「稲佐山ハロウィンマルシェ&ムービー」にて

経済学部辺見英貴ゼミと髙井計吾ゼミでは、ゼミ活動の一環として、長崎市の「ナイトタイムエコノミー推進事業」に採択されたイベント「稲佐山ハロウィンマルシェ&ムービー」(主催: 株式会社リージョナルクリエーション長崎) において、ワークショップを開催しました。

髙井ゼミではシルクスクリーンを用いたオリジナルの巾着袋の製作を行い、辺見ゼミはモルック制作、競技体験を行いました。


以下は学生のレポートです。


こんにちは 長崎大学経済学部 高井ゼミ3年です。

私たちは稲佐山を通して長崎の活性化させることを目的としたゼミ活動を行っています。

稲佐山という場所を通して、人々に新たな繋がりを持ってもらうことと洋服を通して、環境について考えてもらうために「古着マルシェ」を企画しています。

今回は、その古着マルシェのプレイベントとして、株式会社リージョナルクリエーションさんが主催する稲佐山ハロウィンマルシェにて「シルクスクリーン体験ブース」を出店させて頂きました。

「シルクスクリーン」とは、デザインした(あな)にインクを通してTシャツや巾着に簡単に印刷できる手法のことです。機械などを使わず簡単に印刷できることや、使い飽きた洋服やバッグに新たなデザインを施し、もう一段階楽しめるというメリットがあります。今回は、長崎名物ミルクセーキや稲佐山の標高を表したものなどゼミの生徒がオリジナルでデザインを考え、自分たちで準備から当日の運営まで行いました。


シルクスクリーン体験の様子

イベント当日は、お子様から大人の方まで多くの方に体験及び購入していただきました。中でもたくさんのお子様に体験していただくことができ、製作を通してモノの向こうには必ず人がいることを実感し、一つのモノを大切に使っていく気持ちを持ってもらえていたら幸いです。同時に自分たちの最終目標である古着マルシェの広告もしっかり行うことができ、自分たちの次の活動に繋げる貴重な交流の場となりました。

今回のイベント参加を通して、新たな出会いや繋がりの場での温かさをゼミ生自身が肌で感じ、また、商売を行うことの厳しさや喜びを知ることができました。今回のイベントは、あくまでプレイベントであったものの多くの学びを得ることができました。今後は、今回の反省を最終目標の古着マルシェでしっかりと生かして稲佐山及び長崎の活性化に繋がるよう、ゼミ生一同一生懸命取り組んでいきたいと思います。


ハロウィンのコスチュームでイベントを盛り上げた髙井ゼミのメンバー

こんにちは。経済学部辺見ゼミ3年です。

今年4月からスタートした辺見ゼミでは、日本新三大夜景にも選出された稲佐山をフィールドに、長崎および稲佐山の魅力を伝える活動を行なっています。活動の1つとして、「モルックワークショップ」を開催しました。

本イベントの開催の背景には、長崎県および稲佐山それぞれに抱えている課題、①長崎県は2021年の日本人の人口移動報告において転出超過が全国ワースト2位であり、特に若者の定着が必要であること、②稲佐山は親子の利用者が多い稲佐山中腹公園において遊具以外のアクティビティが少ないという点に着目し、これらの課題を解決したいと考え、近年メディアでも話題になっている「モルック」というスポーツに注目しました。モルックの特徴である、①複数人かつわずかなスペースで遊べる、②容易に自作ができる、③初心者や幅広い世代で楽しむことができる、ということを活かし、モルックをきっかけとした長崎の地域振興を行い、さらに長崎市が今後スポーツの街として発展するためにも、スポーツを通した子どもたちへの遊び場の提供を行いたいと考えました。

当日は約80名のお客さんにご参加いただき、モルックの製作と体験およびモルック大会を実施しました。多くの方から「頭を使いながら簡単に遊べるスポーツで、家に帰っても是非また遊びたい」とおっしゃっていただきました。今回のイベントをきっかけに、世代を超えたつながりや長崎への愛着が生まれたら嬉しいです。

今回の活動を通して、改めて地域や人、企業との強いつながりを感じました。今後の活動でも地域で暮らす人々に着目した活動に取り組んでいきたいと思います。



モルック制作の様子


モルック大会の様子


モルック大会の様子

辺見ゼミ

髙井ゼミ
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