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長崎大学経済学部の学生らが島原商店街でエシカルについて学ぶワークショップを開催

11月24日(木)、長崎大学経済学部山口ゼミは、島原市万町商店街サンプラザ万町にて、「エシカル×商店街ワークショップ〜エシカル・SDGsについて楽しく学ぼう!〜」を開催しました。

この「エシカル×商店街」の取り組みは、昨年、地域の商店街を中心としたまちづくり企画 (長崎県主催) で、山口ゼミが商店街関係者に提案したものです。

内容は、商店街内でエシカル商品 (環境や社会、人に配慮している商品) の取り扱いを増やしたり、既存のサービスにエシカルな視点を取り入れたりして、情報発信を行うことにより、地産地消、地域経済の循環など社会問題の解決を目指すものです。エシカル商品とは、例えば最小限の環境負荷をコンセプトに製造されたタオル、プラスチックの海ゴミを粉砕・成型して製造されたキーホルダー、オーガニック製品などです。

昨年提案時の記事
2022年3月30日「長崎大学経済学部の学生らが島原商店街におけるまちづくりの方向性を提案」記事 https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/news/news3572.html

事前にワークショップ開催について声掛けを行ったところ、商店街店主をはじめ、青年会議所や島原市役所など地域の方々に参加いただきました。

最初に、山口ゼミ学生から「エシカルやSDGsとは何か」、「商店街で取り組む意義」、「地域の未来」についての講演が行われました。

その後、講演をふまえ、参加者の日頃の生活にある身近なエシカルな商品や行動・思考を見つけ出す、ワークショップが実施されました。

この中では、ペットボトル購入からマイボトルに変えたこと、コンポストの取り組み (家庭の生ごみなどの有機物を微生物の働きを活用し堆肥を作る) など、たくさんの事例が挙げられました。

今回のワークショップでは、あまり聞き慣れない「エシカル商品」や「エシカルな行動」について、身近な事例を共有することで様々な発見があり、今後、商店街でどのように活かしていくのかを考える、商店街エシカル化の第一歩となりました。

次回、12月には中堀町商店街にある「ゆとろぎの湯」にて、これからエシカル化に向けて取り組みを始める3つの個店から現状や今後の展望などをお話ししていただき、参加者との意見交換を図る予定です。なお、これらの情報は、山口ゼミ研究室のSNSからも発信しています。

経済学部山口研究室

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