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経済学部のグローバル人材育成事業
講義「国際関係概論」にて、国連開発計画 (UNDP) 前駐日代表の近藤哲生先生にご登壇いただきました。(片淵キャンパス講堂にて)

長崎大学経済学部では、文部科学省に採択されたグローバル人材育成事業の一環として始めた、「国際関係概論」という授業を開講しています。グローバル社会で活躍するには何が必要なのか。政府機関、民間企業、NGO等、国際舞台の第一線でご活躍の方々にご登壇いただいています。

5月12日(金) には、国連開発計画 (UNDP) の前駐日代表で本学客員教授の近藤哲生先生に、「人新世の脅威と人間の安全保障:地球との連帯でSDGs達成を」というタイトルでお話いただきました。気候変動をはじめとする持続可能な開発目標 (SDGs) の現状や深刻さ、女性の地位向上をはじめとする人間開発の重要性や現状について、ご自身の途上国でのご経験やUNDPの取り組みを踏まえて、解説くださいました。

また、国連機関のプロジェクトにおける若者の活躍を紹介され、経済学部生の今後への期待を述べられました。本学の学生にとり、国際社会と自分自身の今後を合わせて考える貴重な機会となりました。

なお、近藤先生は、客員教授として、経済学部での講義に加え、長崎大学大学院プラネタリーヘルス学環 Doctor of Public Health プログラムでも講義を行われました。

近藤哲生先生による講義の様子