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長崎大学経済学部 南森茂太准教授がアダム・スミス展で講演しました。

2023年は、“経済学の父” と呼ばれるアダム・スミスが生誕して300年にあたり、それを記念して、長崎大学附属図書館、附属図書館地域文化研究会及び長崎大学経済学部が主催してアダム・スミス展-生誕300年記念展―を行っています。教科書などでおなじみの『国富論』の初版本をはじめ、経済学部の前進である長崎高等商業学校時代から収集してきた、アダム・スミスに関連する資料を一同に展示しています。

6月23日(金) には、経済学部の南森茂太准教授が、「アダム・スミスと日本の経済学」と題して講演を行いました。

南森准教授は、本学附属図書館経済学部分館長を務めており、日本経済思想史や日本経済史を主な研究分野としています。

本講演では、①100年前の1923年 (大正12年) にも、長崎高等商業学校でスミス生誕200年を記念する講演と展示会が開催されたこと、②『道徳感情論』、『哲学論文集』、『法学講義』といった経済学以外の著作とスミスの経歴とを関連づけて、スミスの研究対象は経済学にとどまるものではなく、社会科学全般であったこと、③経済学の邦訳史の視点から、専門用語の訳出、とりわけ『国富論』のような大著の翻訳には大きな苦労があったことが話されました。また、スミス生誕200年記念と300年記念との双方を開催しているのは、現状では、長崎大学のみであり、古典的資料を保存し、活用している本学に誇りを持って欲しいとの学生へのメッセージ、100年後には400年記念を開催してほしいとの将来へのメッセージで講演は締めくくられました。

このアダム・スミス展は、2023年7月31日まで展示を行っていますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

アダム・スミス展―生誕300年記念展示―

【展示期間】
2023年6月1日 (木)~7月31日(月)
【展示会場】
長崎大学附属図書館経済学部分館1階 長崎大学資料展示室
(長崎市片淵4-2-1)
【展示時間】
平日:9:00~20:00 土日祝日:12:00~17:00

※入場無料
イベント詳細|イベント情報|長崎大学 (nagasaki-u.ac.jp)