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福岡女子商業高校の生徒が来学

長崎大学経済学部

令和5年7月20日(木)に、福岡女子商業高校の生徒20名及び引率の先生1名が経済学部を訪れました。

今回の訪問は、今年度本学部から教員を派遣し出前講義を行った福岡女子商業高校から依頼があり、生徒の進路選択の一助となればと受け入れました。

生徒たちは、本学部入試委員長の木村眞実教授から経済学部の概要や入試について、就職委員長の神薗健次准教授から経済学部の卒業生の就職実績について説明を受けました。その後は、長崎大学附属図書館経済学部分館に移動し、分館長を務めている南森茂太准教授の案内で、図書館を見学しました。現在開催中の、「アダム・スミス展」生誕300年記念展示を見学し、展示されている国富論や解体新書などを見ながら、南森准教授の説明を興味深く聞いていました。

その後、生徒は2つの班に分かれ、経済学部の学生の案内で、実際の講義を見学しました。初めて見る大学での学びの場に興味津々の生徒たちからは、大学での生活をイメージした質問、例えば、講義で学生が使用しているパソコンを見て、「実際にどのようなパソコンを購入したらよいか」などがありました。

その後、キャンパスツアーを行い、学生が利用する講堂や生協だけでなく、拱橋や瓊林会館などの歴史的建造物 (国の登録有形文化財) についても説明を受けました。

今回の訪問で、本学への進学を希望する気持ちが強くなった生徒が数名いました。昨年度までは新型コロナウィルス感染症拡大の影響もあり、高校の大学訪問の受け入れも縮小傾向にありましたが、今後は、移動オープンキャンパスや出前講義はもちろん、今回のような大学訪問受け入れなど県外の高校とも繋がりを広げる工夫を行い、長崎大学経済学部の魅力をより多く発信できるものと考えています。

訪問した生徒の感想

  • 大学の講義を聞いて、高校の授業とは違ってパソコンを使って説明したり、企業の方とのディスカッションを行える環境が充実しているのを身近に感じることができて良かったです。
  • 知らなかったことを知れてワクワクが多かった。案内してくださった人も面白かった。参加前は固苦しいイメージがあったけれど、イメージがかわった。
  • 教員の方や学生の方が長崎大学のことを分かりやすく説明してくれたので長崎大学がどのような場所か分かりました。充実した大学訪問でした。
経済学部概要の説明の様子 (木村教授)
就職実績の説明の様子 (神薗准教授)
アダム・スミス展特別展示見学の様子
(南森准教授)
キャンパスツアーの様子①:経済学部講堂
キャンパスツアーの様子②:拱橋