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野母崎地域をフィールドとした2024年度ゼミ活動の最終報告会を実施しました。
2025年1月29日(水) に、長崎大学経済学部の辺見英貴助教のゼミ学生が、長崎市南部の野母崎地域の魅力を発信している「のもざきぐらむ」の山崎楓太氏を迎えてゼミ活動の最終報告会を実施しました。
これまで辺見ゼミでは、3年間にわたり長崎市南部の野母崎地域での活動を行いました。ゼミ活動では、野母崎の地域の魅力をいかに周知し、野母崎に来てもらうかについて考え、様々な企画を実施してきました。
2024年度は3チームに分かれて企画を立案・実行しました。1つ目のチームは、野母崎地域へのリピーターを増やすためのアイデアとして、焚き火やテントサウナのアクティビティを実行しました。この企画は、野母崎の新たなアクティビティの提案となり、野母崎の自然を活かした新たな観光資源の可能性を見出しました。
2つ目のチームは、高校生を対象に野母崎を舞台とした修学旅行およびワークショップを立案しました。イベント企画の立案を通して、顧客となるニーズの理解の重要性を学びました。若年層に対して、イベント参加をしてもらうにはどうすればいいのかについてクライアントの山崎氏とともに試行錯誤しました。
3つ目のチームは、地域のイベントに企画・参加し、野母崎らしさや地域の方々の一体感を表現するためのアイデアを実行しました。2024年7月に開催された千灯籠祭りでは、出店として野母崎を象徴する花である水仙を模した水仙バルーンを作成、販売を実施しました。さらに、2025年1月には、モルック大会にて豚汁を販売し、スポーツチームの垣根を越えた一体感を創出しました。
最終報告会では、山崎氏から各チームに対して1年間の総括コメントをいただきました。コメントのなかで特に印象的だったのは、自分たちの企画をSNSや営業活動などで相手に伝える際には、自分たちで発信するだけでなく、情報の受け手の人を理解するために自分たちも相手の企画や発信に参加したり反応したりする受信力を高めることが大事だということです。
詳細な活動内容については、以下のリンクからアクセスしてください。
【参考情報】
辺見ゼミInstagram:https://www.instagram.com/henmi_zemi
ゼミ活動報告書:https://drive.google.com/drive/folders/1nXJSKW6Ejwt1qRkK9Ha4RrZJgap-GilL?usp=drive_link