ウェイトの総合化
手順1.レベル2の評価基準を基に、レベル3の評価を行いウェイトを求める。
手順2.手順1とレベル2の評価項目を基に、総合得点を割り出す。
※総合得点:各項目のウェイトに代替案のウェイト(手順1)をかけ、横に加えたもの。
以上により、総合的なウェイトが求められ、最終的にどれを選ぶのが好ましいかが分かる。
整合性・不整合性の判断
総合的ウェイトは求められたが、全体を通して見た場合、その判断の値が整合性を持っていたのか否かを調べる必要がある。
手順1.求めたウェイトを各比較値にかける。
手順2.これをヨコに加え、各評価項目ウェイトで割る。
手順3.タテに加え、項目の数で割り、平均値を出す。
手順4.次の式に当てはめる。
整合度=(平均値−項目数)/(項目数−1)
※求められた整合度は、その値が0に近いほど整合度を持ち、0.1〜0.15までがその許容範囲である。また、この値を超えると不整合となり、再点検の必要がある。以上により、正確な判断が可能となる。