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概要
卒業論文を執筆する目的
- あるテーマについて、なにか新しい発見をする
- 努力するとどの程度まで到達できるか、限界を知るため
宇都宮研究室が卒業論文に要求する要件
- 労働に関するテーマであること:これは譲れません。女性のキャリア、ワークライフバランス、福利厚生などが記憶に残ります。海外進出企業における教育訓練に関する研究も記憶に残ります。いずれも調査を重ね公刊データを分析し文献を読みというあたりまえなプロセスを確実に歩んでつくられた珠玉の作品たち。どれも白眉どれも圧巻。
- 論文にふさわしい体裁を保持すること:論文には様式があります。執筆心得や構成についてはあれやこれを参照すべし。文章指南までしてくれるそれもいいなぁ。これらの文献を購入して横目に眺めながら執筆するとよい。文書を作成できる能力はなににも代えがたい財産。読み物としてもたのしくできてます。
- なにか新たな発見があること:ひとつでよい。新しい知見を足すことで、人類に貢献できます。
- データや人々の営為に根拠をおくこと:根拠が必要ということ。
- データ加工・図示・分析には必ずRを用いること:これまでRを使い込んだわけです。使い込まない手はありません。
研究計画書をつくる
よくある論文に含まれる項目毎に、どのような内容になるか、予想して書いていただきます。
- 研究計画書様式
- 目的:なにを明らかにするか。
- 背景:明らかにする必要はなにか。
- 対象:いかなる対象か。
- 方法:どのように明らかにするか。
- 予想される結論:なにが明らかになると予想されるか。
- スケジュール:いつなにをするか。
提出していただいた研究計画書は、文書修行を目的に添削します。まずは2020年11月22日までに書いてください。A4用紙2枚程度にて。提出先は、Slackスレッド上。文書は共有しましょう。
- 制約条件
- 納期は卒業年1月中旬
- 提出する論文はA4用紙20枚以上
初版作成:2020年11月17日