
式見 雅代教授
- 総合経済第一講座
- 経済コース
- 地域デザイン領域
- 担当講義
- 金融論Ⅰ、
金融論Ⅱ
- 専門分野
- 金融論、
銀行論、
コーポレートファイナンス
- 研究テーマ
- 企業・銀行関係、
金融政策、
企業の財務意思決定
- 所属学会
- 日本金融学会、
日本経済学会
金融に関する基礎知識を習得することを目指した初級レベルの金融論
私たちの生活にお金は不可欠です。昔は金や銀などそれ自体に価値のあるものがお金として使用されてきました。それでは、紙幣はどうでしょうか。紙幣はただの紙に過ぎませんが、千円札でパンが買えます。それは皆がお札には価値があると信じているからです。この信頼を維持するしくみについて学んでいきます。

金融に関する学びを深める。
卒業論文の作成に向けて、3年次では金融に関する知識の習得を目指し、初級から中級レベルの金融論もしくはコーポレートファイナンスのテキストをゼミ生全員の輪読で学んでいきます。4年次では、金融に関するテーマについて、経済データを集め統計的な分析を行い、卒業論文を書いていきます。
知らない人にお金を貸すことはできません。このような資金の借り手と貸し手の間にある情報の非対称性から生じる問題は、企業(借りて)と銀行(貸し手)が緊密な関係を結ぶことによって、軽減できます。
大学院生の頃、労働経済学の範疇で情報の非対称性の問題を研究したいと考えていましたが、実証分析をするためのデータが入手できませんでした。他方、金融部門では企業の財務データが入手可能であることがわかり、金融に関するトピックで情報の非対称性の問題を実証分析することにしました。

趣味は読書、美術鑑賞
絵画では、印象派、ゴッホ、マチス、シャガール、ルオー等が好きです。
“Yesterday is gone. Tomorrow has not yet come. We have only today. Let us begin.”
「昨日はもう過ぎ去った。明日はまだ来ていない。私たちにあるのは、今日という日だけ。さあ、はじめましょう!」これはマザーテレサの言葉です。何か夢中になれるものを見つけて、それに打ち込んでください。
