
成田 真樹子准教授
- 総合経済第一講座
- 国際ビジネス領域
- 担当講義
- 世界経済論、
ヨーロッパ経済論
- 専門分野
- ヨーロッパ経済、
スペイン経済
- 研究テーマ
- スペインへの直接投資の要因とその効果、
スペインの地域研究(現在は、スペイン・バスクの知識集約型産業の構築に関する研究)
- 所属学会
- 日本EU学会、
日本国際経済学会、
スペイン史学会、
Association for Contemporary Iberian Studies
学生同士でディスカッションする世界経済論、ヨーロッパ経済論
世界経済論:グローバル化をキーワードに、第2次世界大戦後の世界経済の構造変化を概観した上で、世界経済を取り巻く課題について、貿易や為替レート、資本移動の理論などを紹介しながら考察してもらう内容です。
ヨーロッパ経済論:欧州連合(EU)の仕組みや政策を紹介し、ヨーロッパが直面している課題、地域統合の現状と問題点を理解してもらう内容となっています。授業で取り上げるEUの政策には農業、環境、移民・難民、地域、対外関係などが含まれています。どちらの授業でも、学生同士でディスカッションする時間を設けています。

ヨーロッパ経済を中心とした、学生が主役の学び
ヨーロッパ経済を中心に学習しています。欧州連合(EU)の基本的知識をテキストを使って学習した後、例えば、トルコはEUに加盟すべきだ、NATOはウクライナに軍事介入すべきだといったヨーロッパに関係したテーマでディベートをしたり、学生が先生役となってヨーロッパに関係したテーマについて授業してもらうなどの活動をしています。ゼミでは学生が主役だと考えています。
スペインの民族問題に興味を持ち、スペイン経済の研究へ
高校生の時にスペインの民族問題(バスク)についての本を読んでスペインという国に関心を持つようになりました。大学は経済学部だったので大学院に進学した時にどのような研究テーマにすべきか悩んでいたところ、恩師にスペインの経済は面白い位置にあるので研究すると良いとアドバイスをいただき、スペイン経済を研究することになりました。
フラメンコ
大学院生の時にスペイン語を教えていた生徒さんに誘われてフラメンコを始めました。当初は踊りだけだったのですが、今はギターも習い、カンテ(歌)も少しやっています。たまにステージや地域のイベントでフラメンコを披露していますので、どこかで見かける機会があるかもしれませんね。

正解がないという醍醐味
大学では、高校時代よりもさらに多様な人と出会い、必ずしも正解があるわけではない問題に取り組む機会が増えるので、戸惑うことがあるかもしれません。ただ、大学はそれが醍醐味です。皆さんにはそれに備えて、今のうちから①国内外のニュースをチェックしてみる、②本を読む、③今の生活を思いっきり楽しむ、ことを心がけてもらいたいと思います。
