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Faculty of Economics,
Nagasaki Univ.

長崎大学 経済学部

The dance floor of economics

長崎大学
経済学部
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岡崎 洋太郎教授

  • 総合経済第一講座
  • 国際ビジネス領域
担当講義
国際関係概論
国際協力機構論
教育・研究分野
国際経済(通商、金融等)、貿易政策、国際協力
専門分野
モノ、カネ、ヒト、情報(サービス)の越境的な動きに関する当局間協力等
研究テーマ
モノ、カネ、ヒト、情報(サービス)の越境的な動きに関する当局間協力等

「国際関係概論」を後期から、「経済から見る世界と日本」を第3クォーターにて、担当予定です。

経済分野でのトピックスを幅広く扱いながら、世界の動きに自然と目を向けてもらえるよう工夫します。エネルギー価格の変動や物価上昇、脱炭素の取組とこれに対する反動、関税を梃子とした貿易・投資の再構築や紛争解決の試みなど、政治経済や安全保障をめぐる国際情勢は日々変化しており、その影響は日本で暮らしていても極めて身近に感じられるところです。日常的に体感できるような国際関係を議論していけたらと考えています。

「専門ゼミ」(3年次)では、国際経済学の教本輪読や、ゼミ生主体で政策提言の準備を行います。

前任の先生から引き継ぐ形で前期の7月から担当しています。 ゼミ生による輪読では、少し骨のある内容の教本をチャプターごとに発表してもらい、その後、自由討議を行います。必要に応じて教員(すなわち私)が解説を加えることもありますが、ゼミ生の間で活発な議論が展開されることを期待しつつ、できるだけ干渉はしないよう心がけています。実際には、なかなかそうはいかないところもあります。
政策提言については、ISFJ日本政策学生会議による開催される政策フォーラムへの参加を前提に、ゼミ生による計画的な準備をサポートし、プレゼンでよい結果を残せるよう指導・助言を行っていきます。

官庁に勤務し、海外とのやり取りなどの業務経験を通じ、国際関係への関心が高まっていきました。

「選んだ」というよりは、役所に勤めていたときの経験から、自然とそのようなことを俯瞰的に考えてみたいと思うようになった、というのが正直なところです。
過去二十数年を中央省庁や国際機関などで過ごしてきた自分としては、そのときどきに担当していた仕事の多くが国際性に富んでおり、その内容も、通商、開発、エネルギー、金融・証券、法執行、安全保障など、多岐にわたっていましたので、これらを総合的に関連付けて研究してみたら面白いことになるのでは、という思いをいつしか抱くようになりました。
実務と学術の架橋というととても大げさなのですが、そのようなことに少しでも近づくことができれば、という気持ちも多少はあります。

長崎には初めてやってきましたので、まずは長崎を満喫したいです。

歴史的に交易の拠点・玄関口であり、地理的特性を生かしたユニークな観光資源を有し、平和都市として世界的に知られる長崎で暮らせることは望外の喜びです。そんな長崎をぶらり探訪してみることからはじめ、食を堪能し、ゆくゆくは県内の自然の豊かさを体感してみたい、といったところです。なんだかとても真面目ですみませんが、それが今の偽らざる心境なもので。

長崎の歴史と文化に浸りながら、清涼な空気と樹木あふれる静かなキャンパスで学ぶ経験は格別です。

大学の4年間をどこでどう過ごすかは、その後の進路はもとより、視野や価値観などを含む人間形成に大きく影響します。長崎は大都会ではありませんし、大都会での刺激のある生活からは一線を画しています。しかし、長崎は文化や自然に富み、この地だからこそ学べることがあります。本学で学んでいるうちに、きっと長崎に誇りを持ち、長崎を全国に、そして世界にもっと知ってもらいたい、という気持ちになっていくことでしょう。