令和5年度学生懸賞論文表彰式

学生活動

【令和5年度 学生懸賞論文表彰式が行われました】

令和6年2月8日(木),令和5年度経済学部学生懸賞論文の表彰式が行われました。

今年度は1編の応募があり,3等に1編の論文が入選し,表彰式では入賞した藤吉加菜さんに,宍倉学部長から賞状と賞金が手渡されました。


左から:南森准教授,藤吉さん,宍倉学部長,徐研究企画委員長

藤吉加菜さんは『幕末開港後の長崎奉行の業務と待遇-岡部長常を事例として-』を執筆しました。この論文は幕末に長崎奉行の任にあった岡部長常の職務内容と収入を検討したもので,開港期という激動の時代に奉行としての職務が煩雑化する一方で,公的収入や特権的収入が減少したことで,長崎奉行の特権的地位が失われたことを明らかにしました。

表彰式の後には,学部長,研究企画委員長,受賞者の指導教員の南森茂太准教授,受賞者の間で論文内容に関連した意見交換が行われました。

この懸賞論文制度は,学生の学術研究活動を奨励するため経済学部後援会と長崎大学経済学会の支援を受け,毎年実施されています。これからも学生の皆様の活発な応募を期待しています。

入選論文は『学生懸賞論文 入選論文集 2023』として3月に刊行されます。

過去の学生懸賞論文一覧
http://www.econ.nagasaki-u.ac.jp/ear/research/index.html#prize_essay