令和6年度学生懸賞論文表彰式

学生活動

【令和6年度 学生懸賞論文表彰式が行われました】

令和7年2月27日(木) に、令和6年度経済学部学生懸賞論文の表彰式が行われました。

今年度は16編の応募があり3等に4編の論文が入選しました。表彰式では、入賞した高木和奏さん、恵本梨花さん、河内山渚月さん、濱本真衣さんに、宍倉学部長から賞状と賞金が手渡されました。

高木和奏さんは、「わが国におけるブライダル事業の展望」を執筆し、今後の日本のブライダル業界が、尊い価値観に応じて、顧客が夢を持ち続けられるようなサービスを提供することで、今後も産業として存続することが可能であることを明らかにしました。

恵本梨花さんは、「SNSが若年層の美容整形意識に与える影響」を執筆し、3つの仮説を検証することで、SNS利用と美容整形に対する若者の意識について明らかにしました。

河内山渚月さんは、「客から見た販売員の接客に対する印象:アパレル店舗におけるアンケート調査より」を執筆し、アンケート結果から、販売員の性別・年齢の違いによるお客の意識の違いがないことを明らかにしました。今後は、販売員の見た目など、別の要素を取り入れて、研究を継続する予定です。

濱本真衣さんは、「「潜伏キリシタン」の信仰と日本人の宗教観-先祖教的要素の再考-」を執筆しました。潜伏キリシタンの信仰に関する文字記録がないので、現代の宗教意識を基に、日本人にとって信仰とは、先祖と切り離せないこと、そして宗教とは、信仰するべきものであるのと同時に、先祖に敬意を表す文化と言えることを明らかにしました。


表彰式の後には、宍倉学学部長、受賞者の指導教員の林徹教授、南森茂太准教授、研究企画委員と受賞者の間で論文内容に関連した意見交換が行われました。

この懸賞論文制度は,学生の学術研究活動を奨励するため経済学部後援会と長崎大学経済学会の支援を受け、毎年実施されています。これからも学生の皆様の活発な応募を期待しています。

入選論文は『学生懸賞論文 入選論文集 2024』として3月に発行されます。

過去の学生懸賞論文一覧
http://www.econ.nagasaki-u.ac.jp/ear/research/index.html#prize_essay

表彰式の様子
  高木 和奏さん
  恵本 梨花さん
  河内山 渚月さん
  濱本 真衣さん

左から:南森茂太准教授、濱本真衣さん、河内山渚月さん、恵本梨花さん、高木和奏さん、
宍倉学学部長、林徹教授