実施報告

実施報告

第12回 旧植民地関係資料ワークショップ / 高商studies


平成24年12月14日・15日の2日間、長崎大学片淵キャンパスにおいて、標記ワークショップを開催しました。

このワークショップは、劣化・利用により傷んだ旧植民地関係資料 (戦前期刊行物) の利用と保存について、資料の管理者である図書館・資料室等職員と利用者である研究者とがともに議論する場として平成13年にスタートしたものです。以後、旧植民地関係資料WS事務局の企画・運営の下、資料を所蔵する全国各地の大学において毎年開催されてきました。

今回初めて長崎大学経済学部東南アジア研究所も共催のかたちで参加しました。全国から研究者、大学院生、学芸員、図書館・資料室等職員が集まり、本学教職員とあわせて32名の参加となりました。

1日目は附属図書館経済学部分館書庫および東南アジア研究所書庫を見学後、「長崎高商史料」を主題とした報告が行われました。2日目は「長崎の近代史と史料」を主題とした報告を含む4題の研究報告が行われました。各報告の後には活発な質疑応答が行われ、本学部が所蔵する史料の活用を考える上でも貴重な機会となりました。

ワークショップ風景1 ワークショップ風景2

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