実施報告

実施報告

「長崎大学経済学会・2025年度第3回ファカルティセミナー合同研究会」を開催しました。


2025年11月14日(金) 10時より、経済学部ファカルティセミナー室において、中山大学 (台湾) のPei-Shih Weng先生とSheng Yi Lo先生をお招きし、“External Information Environment and Non-GAAP Reporting: Insights from Options Market” というタイトルの研究報告会が行われました。


本研究では、オプション取引活動が非GAAP収益情報の開示と質にどのような影響を与えるかを検証しています。オプション取引量の増加は、非GAAP収益開示の可能性の高まりと、そのような開示の質の向上に関連していることが分かりました。具体的には、非GAAP除外項目と将来の業績との負の相関関係は、オプション取引量が増加するにつれて緩和されます。これらの結果は、内生性に関する懸念に対して頑健です。追加分析の結果、オプション取引量の多い企業は、設備投資を増加させる一方で、経常的な除外項目の使用を減らす傾向があることが明らかになりました。また、悲観的な市場センチメントの下では、経営陣がより質の高い非GAAP開示を行うことも分かりました。この調査結果は、オプション取引によって生み出される情報環境が、企業に透明性の高い、より質の高い非GAAP収益情報を提供するよう促していることを示唆しており、外部情報環境が現代の資本市場における自主的な開示慣行をどのように形作っているかを理解する上で役立ちます。


研究会の様子

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