留学生日記
留学日記 イタリア
カ・フォスカリ大学 2024年2月~2025年2月
林 佳那 (2022年入学)
私は2024年2月から1年間、イタリアのカ・フォスカリ大学に留学しています。ここでは、私がカ・フォスカリ大学に留学が決まってから特に大変だった、家探しについて少し記します。
ベネチア島内は意外と狭く、住む場所も限られているためか、住める寮やアパートを探すことは大変でした。カ・フォスカリ大学にも長崎大学の生協と同じように、Housing officeという家探しの協力をしてくれる機関はあるのですが、そこで働いている職員の人数が少ないと噂されていて、何度メールを送っても返信が来ることが少ないです。また、このHousing officeにメールを送ったときに、「同じ内容のメールを何度も送らないでください」という内容の自動送信メッセージが来ます。しかし、このメッセージを信じて返信を待っていても家探しは進みません。実際私も自動送信のメッセージに従って返信を待っていたのですが、1ヶ月以上返信が来ないため、何回か同じ内容のメールを送って、やっと1通返ってきました。最終的に、Housing officeを仲介せずに直接寮にメールをすることで、住む場所が決まりました。今後カ・フォスカリ大学に留学に行く予定の方、特に寮に住みたいと考えている方は、家探しの際にHousing officeに連絡するのではなく、カ・フォスカリ大学のHP内にある寮のメールアドレスに直接連絡することをおすすめします。
ここまで、家探しの大変さについて書きましたが、ベネチアでの留学生活は、毎日様々な経験ができて面白いです。日本では考えられないことも多く起こる毎日ですが、そのような日々を通して自分を見つめ直したり、新しい自分を見つけたりできています。また、イタリア国内にも多くの観光地があり、イタリアから他のヨーロッパの国への旅行も行きやすいため、日本にいる時と比べて、自分の価値観をより広げたり、より多くの文化に触れたりできる、とても素晴らしい機会を得ることができたと思います。今後留学に行く方は、日本とは違う環境での生活を楽しんでほしいです!
2024年8月更新

量り売りのピザ屋さん

経済学部のキャンパスから見えた海

Accademia橋から撮った、ベネチアの有名な風景

3月の夕暮れ時の寮の建物と月