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経済学部学生が長崎市総合計画策定に向けた政策提案報告を行いました。

概要:
令和7年7月22日(火)・29日(火) に、長崎大学経済学部の宍倉学教授山口純哉准教授趙文静助教の3つの領域演習ゼミ生 (2年生) 30名が、「地域社会×地域政策」をテーマに4ヶ月かけて実施した研究成果の報告を行いました。


内容:
長崎大学経済学部地域デザイン領域の宍倉ゼミ・山口ゼミ・趙ゼミでは、これまで長崎市の協力を得て、長崎市の政策運営指針や考え方を示す総合計画策定に資する提案を行うための研究を行ってきました。この過程で、長崎市関係各課皆様からご協力をいただき、以下のような長崎市が抱える地域課題や行政課題についての説明をいただきました。

4月15日(火)
「チャンスとピンチ、長崎市総合計画について」
企画政策部都市経営室
4月22日(火)
「重点プロジェクト、経済再生プロジェクト、少子化対策プロジェクト
新市役所創造プロジェクトについて」
経済再生担当・少子化対策担当・新市役所創造担当
5月13日(火)
「参画と協働によるまちづくりの推進について」
市民生活部自治振興課・市民協働推進室・地域コミュニティ推進室

地域政策の最前線に触れた学生たちは、自ら問いを立て、約4カ月にわたり調査・検討を重ね、その成果を報告しました。報告会には長崎市の関係各課の皆様にもご参加いただき、以下の6本の研究報告を行いました。報告後には、政策提案の実現に向けて、学生と長崎市職員との間で活発な意見交換が行われました。

7月22日(火)

第1報告「深刻化する人手不足とその対策」(宍倉ゼミ)

第2報告「都市の広域化を利用した人口流出の削減」(宍倉ゼミ)

第3報告「観光×スポーツで動き出す長崎経済
―スタジアムシティから広がる経済波及効果を探る―」(趙ゼミ)

7月29日(火)

第4報告「長崎の水産資源を活かす」(趙ゼミ)

第5報告「希望あふれる人間都市を目指して」(山口ゼミ)

第6報告「協働でつくる長崎市」(山口ゼミ)

地域政策の立案・実施・評価を担う人材の育成は、本学部が地域社会で果たすべき重要な役割と考えています。今後も、若者の視点から地域に資する政策提言ができるよう、引き続き研究を進めるとともに、内容の改善を行います。