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カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施方針)と学位審査基準

 本研究科博士前期課程は、研究コースと経営学修士コースそれぞれに、カリキュラム・ポリシーと学位審査基準を定めています。

(1)研究コース

① カリキュラム・ポリシー

 研究コースでは、基礎知識を学ぶ基礎講義科目、多様な専門的知識を学ぶ特化講義科目、修士論文を作成する演習を設置し、各々の問題意識に応じて研究を遂行できるカリキュラムを編成しています。

  • 基礎講義科目(8単位)では、講義形式によって現代の経済・経営課題を分析するための基礎知識を修得します。
  • 特化講義科目(12単位)では、講義形式に加え、ディスカッションや報告などのアクティブラーニング、調査などのフィールドワーク等、科目の特徴に応じた多様な授業形式によって、現代の経済・経営課題を分析するだけでなく、実践的な解を提示するための専門的知識を修得します。
  • 演習(修士論文)(10単位)では、指導教員や必要に応じて配置される指導教員とは専門分野の異なる副指導教員による指導の下で、経済・経営課題の分析や実践的な解の提示を含む総合的・学際的な視点から研究できる能力を身に付けます。
研究コースカリキュラム・ポリシー
〈正規授業以外のプログラム:ダブルディグリー・プログラム〉

 本研究科と海外の大学院の2つの学位を取得できる留学プログラムです。

② 学位審査基準

 学位論文の審査は、修士論文によって行います。修士論文には、タイトルに即し、一貫した視点の下で、先行研究の整理から考察結果に至る論旨を展開する論文としての総合性が求められます。そのため、修士論文の審査においては、次に示す基本要件の観点から評価を行います。

  • 論文としての形式:全体の構成、注、文献引用など論文としての形式を備えているか。
  • 論理性:主題と内容との対応、結論に至るまでの道筋において論理性が確保されているか。
  • 文献探索の質と量:先行研究は踏まえられているか。その範囲は十分であるか。また、原資料に基づくアプローチがなされているか。

(2)経営学修士コース

① カリキュラム・ポリシー

 経営学修士コースでは、経営にかかる基礎知識を修得するベーシック科目、問題解決に資する専門的知識を身につけるコース科目、問題の設定から課題レポートのとりまとめまでを行う演習を設置して、各々の問題意識に応じた問題解決にかかる検討を遂行できるカリキュラムを編成しています。

  • ベーシック科目(8単位)では、講義形式によって現代の経済・経営課題を分析するための基礎知識を修得します。
  • コース科目(12単位)およびリサーチ・メソッド(2単位)、テーマ・サーベイ(2単位)では、講義形式に加え、ディスカッションや報告などのアクティブラーニング、調査などのフィールドワーク等、科目の特徴に応じた多様な授業形式によって、現代の経済・経営課題を分析するだけでなく、実践的な解を提示するための専門的知識を修得します。
  • プロジェクト・スタディ(課題レポート)(6単位)では、指導教員や必要に応じて配置される指導教員とは専門分野の異なる副指導教員による指導の下で、経済・経営課題の分析や実践的な解の提示を含む総合的・学際的な視点から研究できる能力を身に付けます。
経営学修士コースカリキュラム・ポリシー
〈正規授業以外のプログラム:ダブルディグリー・プログラム〉

 本研究科と海外の大学院の2つの学位を取得できる留学プログラムです。

② 学位審査基準

 学位論文の審査は、課題レポートによって行う。課題レポートは、必ずしも論文としての総合性を要求するものではなく、次のような個別的なテーマについての報告又はレビューでもかまいません。

  • 計量技術による統計分析(アンケート分析など)
  • 企業などの事例研究(会社事例など)
  • 職場における課題研究(問題解決など)
  • 文献研究(文献や仮説のサーベイなど)
     そのため、課題レポートの審査においては、次に示す基本要件の観点から評価を行います。
  • 課題の妥当性:とりあげた課題は本専攻の主旨から見て適切か。
  • 視点の明確性:課題解決またはまとめに向けた方向性は適切に示されているか。
  • 知識の応用度:設定された課題の解決、取りまとめにおいて、十分な知識・ノウハウなどが用いられているか。

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