留学日記 中国

西南財経大学 2018年9月~2019年1月

那須 智行 (2016年入学)

こんにちは。こちらへ来て3ヶ月が経ち留学生活の半分が過ぎました。まず私が留学前に重視していたことを中心に書きます。物価はやはり比較的安いです。特に寮は大学が用意してくれ、とても安く済みました (今後も同じように用意してくれるかについては確認が必要です)。その分、部屋の設備は最低限度のものです。また、この大学の外国人留学生は多いと言えます。私が履修している授業にはたまたまいませんが、特に中国語の授業が行われるキャンパスには当然、様々な国籍の学生が在籍しています。私は中国人と関わることが多いのですが、意外なことに日本に興味があり、日本に行ったことがあったり、日本語を勉強していたりする学生が多いです。20~30人くらいの一つの授業で必ず一人はいます。その一方でこの大学には日本人が少なく、非常に貴重な存在なので、友だちはすぐにたくさんできます。

この大学の他とは違うところは女子学生が全体の6割以上を占めることでしょう。授業は自分の目的に合わせて自由に選ぶことができます。私は経済系の授業 (企業ファイナンス) に加え、英語力を鍛えたいと思っていたため、英語のスピーキングの授業を二つ受けています。それに加え、今まで学習してきた中国語をもっと伸ばすために中国語の授業も履修しています。こちらは別キャンパスで行われ、地下鉄で40分くらいのところにあります。文教キャンパスから片淵キャンパスに路面電車で通うのと同じ感覚ですね。中国語の教科書に日本人の例として「山本さん」が登場するため、教室では山本 (Shanben) と呼ばれることが多々あります(笑)。私は何か集団に属した方が友だちとの交流をしやすいので、中国語の授業や野球のサークルが有効です。サークルでは野球という同じ趣味をもつ友だちができ、練習のあとはいっしょにご飯に行くことが多く、練習中や食事の際にたくさんコミュニケーションがとれます。私にとっては特にチームスポーツは交流に最適な場です。

四川と言えば、激辛の四川料理ですね。しかし、四川料理のお店には様々な種類の料理があるため、それほど心配する必要はありません。食堂のご飯はとても安く、中国人学生には不評ですが、私たち外国人にとっては十分おいしいです。また、学校近くに露店や食堂がたくさんあり、毎日お祭りのように賑わっています。友だちとご飯をするときは、そこに行けば間違いなしです。その他にも留学生向けの中国文化の体験や国際文化祭など様々な交流、体験の場が用意されており活用しています。文武両道の充実した生活が送れています。 (2018年12月)

休憩にぴったり!図書館前の広場
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一番の思い出!12月の野球の大会
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中華料理を手ごろな値段で!学食
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大盛り上がり!学内ダンス大会
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毎日がお祭!大学近くの小吃街 (露店街)
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安さではどこにも負けない学生寮
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