2015年3月タイ研修

2015年3月9日から3月29日までの21日間、経済学部の学生21名がタイで研修を行いました。宇都宮譲、ウマリ・セリヤ・ロペス、小野康子の3人の経済学部教員が引率しました

研修はバンコク都からはじまりました。学生が寄せる関心に応じて、3 グループに分かれて学びました。タイ中央銀行やアジア開発銀行を訪問する国際協力グループ、国際交流基金やマレットファンを訪問し社会格差に悩む人々がなにを考えどうしているかを学ぶ NGO/NPO グループ、TOTO Maufacturing や CEO Agrifoods などを訪問する企業グループです。

3 月 13 日にチェンマイ市へ移動しました。空港に到着するやいなや、チェンマイ大学(CMU)経営学部教職員と学生が、出迎えてくれました。学生は、Buddy と呼ばれ、この日のために特に選ばれた人々です。とはいっても、たいへん気さくで語学堪能、そのうえ学業優秀です。帰国日まで、いろいろと面倒をみてくれます。ありがたいことです。

チェンマイ大学では CSR(企業の社会的責任)、ファイナンス、SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)、マーケティングなどの講義を受けたほか、施設訪問も行いました。絹製品や傘を生産するボーサーン村、モータリゼーションにより林業から不要となってしまった象と象使いが華麗な転進を遂げたメーテーンエレファントキャンプ、1980-90年代の HIV 禍により残された孤児のために日本人が設立した施設バーンロムサイ、タイ王室によるロイヤルプロジェクト拠点などを見学しました。

工場訪問。社長からみずから生産や経営についてお話をうかがえることは、しあわせ。
工場訪問。社長からみずから生産や経営についてお話をうかがえることは、しあわせ。
タイ中央銀行貨幣博物館。もともとは王宮だったそうです。
タイ中央銀行貨幣博物館。もともとは王宮だったそうです。
本学一行とCMU教職員。いろいろご面倒をお掛けします。
本学一行とCMU教職員。いろいろご面倒をお掛けします。
マーケティング講義でインタビューをすることに。何をか知るや。
マーケティング講義でインタビューをすることに。何をか知るや。

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