
博士前期課程
研究コース
研究コースでは、特定の専門領域や問題分野において、幅広い体系的知識とそれに基づく応用力(思考力、技法)をもって深遠な問題を追究する研究能力を有する者を育成します。


特徴・概要
●カリキュラム・ポリシー
研究コースでは、基礎知識を学ぶ基礎講義科目、多様な専門的知識を学ぶ特化講義科目、修士論文を作成する演習を設置し、各々の問題意識に応じて研究を遂行できるカリキュラムを編成しています。
●学位審査基準
研究コースの学位論文の審査は、修士論文によって行います。修士論文には、タイトルに即し、一貫した視点の下で、先行研究の整理から考察結果に至る論旨を展開する論文としての総合性が求められます。そのため、修士論文の審査においては、次に示す基本要件の観点から評価を行います。
- 基礎講義科目(8単位)では、講義形式によって現代の経済・経営課題を分析するための基礎知識を修得します。
- 特化講義科目(12単位)では、講義形式に加え、ディスカッションや報告などのアクティブラーニング、調査などのフィールドワーク等、科目の特徴に応じた多様な授業形式によって、現代の経済・経営課題を分析するだけでなく、実践的な解を提示するための専門的知識を修得します。長期履修制度、経営学修士コースの夜間・土曜日開講という特徴も有しています。
- 演習(修士論文)(10単位)では、指導教員や必要に応じて配置される指導教員とは専門分野の異なる副指導教員による指導の下で、経済・経営課題の分析や実践的な解の提示を含む総合的・学際的な視点から研究できる能力を身に付けます。



私は、古着リサイクルの現状と課題を本格的に研究したかったため、長崎大学大学院経済学研究科に進学することを決めました。進学前は様々な不安や心配がありましたが、進学後は指導教員をはじめとする研究科の先生方が親身になって対応してくださったので、次第に不安や心配は払しょくされていきました。学生生活については、週1回のゼミに参加したり、空き時間には授業で課される発表の準備などをしたりします。また、研究科のカリキュラムは開講科目が非常に豊富で、先生が一方的にアウトプットするだけの科目ばかりではありません。それぞれ異なる学問分野の先生や院生が集まり、自分の学問の立場から自由に意見を交わすことができる授業が展開されています。研究科で大学院生活を送ることができて良かったと感じています。