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 平成23年10月11日(火)~10月14日(金)にかけて、あいおいニッセイ同和損保、東京証券取引所、大阪証券取引所東京支店、岡三証券、大和総研にご協力いただき東京研修を行いました。
 研修では、金融商品取引法概論やデリバティブ取引、アジアビジネスの将来について、中国の経済状況、日本経済の推移と証券業の変遷、企業の資産運用、JASDAQ市場の概要と動向、東日本大震災における損害保険業界の取組みなどについての講義を各担当者から行っていただきました。
 今回の研修は東日本大震災の影響や対応など、普段では学ぶことのできない企業の実質的な動きをリアルに感じることが出来たり、東京証券取引所では架空の証券市場において疑似売買体験をしたりと、学ぶだけではなく、実際に体験、実感できるような内容になりました。
 院生からは、「仮想市場での証券取引疑似売買のシミュレーションを行った。最後には33万円の損をしたが、とても面白い経験だった。」「保険会社についてのイメージを改めることができて、とてもよかったと思う。」「日本の金融市場について深く理解し、新しい情報と知識が身についた」「日本の損害保険の発達と健全な制度に驚いた。」「日本企業が海外進出を図る上で、世界情勢を知らなくしてはならないことが改めてわかった。サブプライム、リーマンショック等の金融問題以外に戦争や自然災害等でも経済は変動するため、さまざまな要因を本質的に捉えていかなくてはいけないと感じた」などの声が寄せられ、今後の研究を行うにあたり、とても良い研修となりました。

 

 

 

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Empirical Study on Asian Financial Markets

Edited by Masayuki Susai Hiromasa Okada

本書は、2006年12月に長崎大学において開催された国際カンファレンス等で報告された東アジアの金融市場を対象とした金融および会計学における実証研究の成果をまとめたものである。