2014年12月4日

長崎地域国際化フォーラム
「JET/産学官連携会議」
を経済学部で開催

11月28日、経済学部において、「長崎地域国際化フォーラム:JET/産学官連携会議」を開催しました。これは、経済同友会 (東京) の協力の下、同学部を基幹組織とし、長崎都市経営戦略推進会議、長崎経済同友会、長崎県国際課、長崎市国際課に参加を仰ぎ、地域活性化・国際化を目指した長崎県内のJETプログラム (語学指導等を行う外国青年招致事業) 経験者を中心とする産学官共同事業のキックオフに向けたものです。

同学部はJET経験者を研究生や大学院生として受け入れ、同学部が推進しているグローバル人材育成事業への支援や、学生・教員・地域の企業人が参加する地域活性化プロジェクトを計画しており、同学部同窓会「瓊林会」はJET経験者への経済的支援をすることを決めています。


このフォーラムでは、東京から経済同友会で知日派・親日派の拡大に向けた戦略的活動をされている双日総合研究所取締役社長で長崎大学客員教授の多田幸雄氏や地方分権・道州制委員会副委員長で全日本空輸取締役執行役員の志岐隆史氏、文部科学省初等中等教育局国際教育課長の榎本剛氏など数々の専門家を招いて、地域の現状や今後のプロジェクトの方向性について議論しました。


JET経験者が地域の国際化に貢献するスキームの構築は、この長崎の事例が日本で初めてのものであり、グローバル人材育成や地域活性化の具体的方策として今後の取組みをリードする事例となるものと思われます。


また、同日夜には、市内のホテルにおいて、長崎経済同友会主催による「JETプログラムに関するセミナー」と「JETプログラム参加者と企業経営者の懇談会」が開催されました。これは、5月に東京で開催された懇親会の第2弾となるもので、東京以外の都市では初めて開催されたものです。


経済学部

フォーラムの様子
フォーラムの様子
多田幸雄氏 (中央)
多田幸雄氏 (中央)

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